企業の求人情報を見て、転職先企業を探そうにも求人情報の見方が分からなくては探しようがありません。ここでは転職活動に欠かせない求人情報の見方について説明します。
【求人情報の項目別の読み方】
●募集職種
IT業界の中でも、たとえ同じ職種であっても、企業によりその定義や業務範囲が違う場合があります。職種名だけで判断せずに、エントリー前に企業に確認しておきましょう。転職エージェントを利用しているなら、キャリアコンサルタントに聞いてみるとよいでしょう。
●雇用形態
これは必ず求人情報に書かれていますが、見落とし勝ちな項目です。正社員、契約社員、があります。正社員と契約社員では待遇面や給料でおおきな違いがあるので、しっかりと確認しましょう。契約社員の募集しかない場合でも、業績次第で正社員に登用されることもあります。気になるようなら電話で確認してみましょう。
●試用期間
もし求人情報に「試用期間」の記載があるならば要注意です。その間は給料が少なめだったり、試用期間の後に内定取り消しということもあります。ですので試用期間の長さや待遇の違いなどは事前に確認しておきましょう。
●応募条件
応募条件とは年齢、経験、資格などですが、これはそこまで厳守する必要はありません。熱意があれば条件に合わなくても受け入れるという企業がほとんどですので、エントリーをあきらめずに連絡してみましょう。
●給与
記載されている額は最低保障される額です。500万以上とあれば交渉次第でそれよりも上がるということです。
●業務内容
求人情報にはまずそこまで具体的には書かれていません。キャリアコンサルタントや企業に問い合わせて見ましょう。
●勤務地
勤務地は基本的には企業の決定に従います。希望があるのなら早い段階で話しておきましょう。
●応募方法
厳守してください。企業によって電話・メール・郵送など方法が違います。エントリーの時点から選考は始まっています。社会人として恥ずかしくないマナーを守りましょう。
モバイル、ソーシャルアプリはゲーム業界のキーワードともいえます。マーケットの成長スピードは現在では鈍化傾向にあるゲーム業界なのですが、2010年に入ってオンラインゲームやモバイルゲーム、ソーシャルアプリの分野において、新たな成長や変化の兆しが見えてきたようです。オンラインゲームでは、月額利用料を請求する「定額課金サービス」などがあります。
他にもストーリーの進行やアイテム購入に伴って請求が発生する「アイテム課金サービス」などもあります。このように収益モデルの変容が見受けられるのですが、それに加えて、今後はさらに家庭用ゲーム機のオンラインゲーム参入もさらに進んでいくことが確実視されています。既存のビジネスモデルからさらなる進化してきているのではないでしょうか。
一方で、モバイルゲームの分野では、数千人単位でユーザーが同時接続しています。そのためのサーバー開発や運用コスト、また携帯キャリアにあわせた開発力が必要になってきています。参入障壁がありますが月額利用料をユーザーから獲得できるようなビジネスモデルとなっていますのでマーケットの拡大が見込まれています。コンテンツビジネスといったソフト面の拡充や、モバイルのインフラ整備といったハード面の拡充も進められてきています。
このことがマーケット拡大を後押しする要因と言えるでしょう。また、SNS企業によってオープンソーシャルプラットフォームが提供されてきていますので、ゲームアプリを開発する企業が増えきています。これもゲーム市場拡大の一因となっています。Webサービスに限ったことではありませんが、ゲーム開発においてもオープンソースが重用される様相が強まってきています。転職市場において、オープン系のアプリ開発経験者の市場価値はさらに高まっていくのではないでしょうか。
システム監査の求人は回復の兆しがあるのでしょうか。2009年の夏以降は中途採用を控えていた監査法人のシステム監査のポジションなのですが、2010年にはどのような動きになるのでしょうか?その動向について今回はご紹介します。不況の影響によって業績悪化となっており、監査法人では中途採用が控えられていました。これが主な要因でしたが、その様相について2010年になってから少し変化が見られそうです。
景況感は相変わらず低迷していますが、このような状況ではあるものの、監査の件数はそれほどは落ち込みを見せていないそうえす。IT関連、それにくわえて会計や金融関連の監査においてIFRS対応などに伴って専門性の高い監査の必要性が高まってきているのです。これらの状況を背景にして、システム監査においては、監査に近い領域でのシステム開発経験者やシステム監査技術者などの監査関連資格保有者の中途採用を検討するといった監査法人が見受けられるようになってきました。
IT投資について増やすことがまだまだ見込めない2010年においては、SIerやコンサルファームで積極的に中途採用が実施されることは難しいといえるでしょう。そして、“IT業界”以外の領域においても市場ニーズに伴いITエンジニアの採用が実施されることが大いに考えられるのではないでしょうか。転職を考えているITエンジニアの方にとって、2010年も引き続いて情報収集のためにアンテナを張り続けることは転職に成功するためには重要なポイントになると言えるでしょう。
インフラ系エンジニアが2010年も求められる理由についてご紹介したいと思います。2009年のIT業界を語るうえで重要なキーワードの1つにクラウドコンピューティングがあります。2008年に注目を集めてからIT業界に限らず、さまざまなビジネスにおいてクラウドコンピューティングの概念が広がってきました。その結果、システム開発の主流はオープンリソースとなってオープン系エンジニアへの採用意欲が高まっていきました。
時期を同じく採用意欲が高まったのが、クラウドコンピューティングとは対極に位置してるインフラ系エンジニアです。今回は、2010年も高い採用意欲が続くと想定されている、インフラ系エンジニアの採用はどのようなものがあるのでしょうか。1つ目の採用背景としては、データセンターの構築がSIerに限ったことではなく、BtoCのWebサービスを提供する企業などでも進められているという点が挙げられます。
その詳細については、データベースの刷新に限ったことではありません。フロントサービスの拡充やシステムの統廃合というように企業によってさまざまであります。またデータセンターに関連した構築・設計経験者が採用されているケースがよく見受けられます。新規システムを導入するといったIT投資が難しい企業の場合は、既存システムを流用する形式でデータセンターの構築を実施していくといったケースが2010年も引き続き見られると思います。