次は具体的なキャリアプランの立て方をご説明します。実は、キャリアプランには「長期的キャリアプラン」と「短期的キャリアプラン」の2つがあります。将来を見通す上で、この2種類のキャリアプランを立てるのが重要になります。まずは、長期的キャリアプランの立て方から見ていきましょう。
【長期的キャリアプランの立て方】
「長期的キャリアプラン」を立てるときにまず考えて欲しいのが、「将来の自分像」です。10年後、20年後、あなたは何処でどんな生活を送っていたいかを具体的に考えることです。その時に、そんな10年も20年も先のことなんて分からないと適当に考えるのではなく、できるだけ具体的に考えてください。どんな企業でどんな仕事に携わっていたいか、結婚・子ども・家族構成は、どこに住んでいたいか、マイホームか賃貸か、マンションか一戸建てか、休日はどんな風に過ごしたいか…など、それが具体的であればあるほどキャリアプランは実現しやすくなります。
遠い将来を考える際には、自分で自分にリミットを掛けてはいけません。本当はこうなりたいけど、現実的にはこの辺が無難かな…などと自分で限界を決めてしまったら、実現できるキャリアプランはそれが上限になり、それ以下の未来しかありません。現実を見るのも大切ですが、現実ばかり見て自分の可能性を狭めるのはやめましょう。
次に、今考えた「将来の自分像」を実現するためには何をすればいいのかを考えます。必要なスキル、必要な知識、必要な経歴、必要な人脈、必要な資金…など様々でしょう。そして、それらを身につける方法を考えます。しかし、ここで注意して欲しいのは、これらは全て「将来の自分像」の実現のための「手段」にすぎないということです。「目標」と違い、「手段」は替えが聞きます。やたら時間が掛かったり、お金が掛かったり、効率的ではない方法は自分に合う方法にどんどん変更していきましょう。
ITエンジニア向け自己PR法についてご紹介します。入社してからきちんと活躍してもらえるだろうか?というように求職者への企業の思いはこの一言につきるといえます。ITエンジニアを採用するときには、どのような開発経験やスキルを積んできたのか?という点が重視されてきました。
しかし、今まで重視されてきた項目に少し変化が見られるようになりました。開発経験を記すときにはプロジェクトごとの経歴や言語やフレームワークなどの環境、また役割といった項目に沿って職務経歴書を記載していると思います。どのような経験やスキルを積んできたのかを把握するために、企業側は最も重視しています。
ただし、開発経験やスキルだけでは、企業の「入社した後にきちんと仕事で活躍してもらえるのだろうか?」という思いに応じきれないという点が実情です。エンジニアとしての力量を判断することはできますが、人となりやキャリアに対する考え方なども職務経歴書で知りたい、ということが企業側の本音です。そのため自己PR欄なども経験やスキルと同じように重視されるようになってきました。
BtoBの経験者が、BtoCの企業に転職するために必要なことについてご紹介します。2010年1~3月には、ITエンジニアの中途採用を実施した企業の中心をみてみるとBtoCビジネス業態のネット関連企業でした。そして、4月以降もそのような傾向が続くようです。オープンプラットフォームの導入やモバイルビジネスが市場を拡大したことから業界や企業ともに成長フェーズにあります。
そのことが採用の背景となっています。しかし、必ずしもBtoC経験者のみを採用の対象としているわけではありません。SIやベンダーなどのBtoBを開発した経験者や、コンテンツプロバイダーのクリエイターなどがBtoC企業にたいして転職を成功している事例が多くに見られているからです。転職希望者と企業の双方向の視点からみて、BtoB経験者がBtoC企業に転職するために必要なことについてご紹介します。
転職希望者の視点に立ってみると、"モノづくり"に携わりたい、そして自社開発に携わりたい、という考えかたが明瞭になっております。そのことは共通しています。転職を希望する者は「お客さまの顔が見えるような仕事をしたい」という現況の変化のみに終始、捉われてしまいがちです。しかし、企業からすれば「どうして当社を選んでくれたのか?」また「どのような視点で会社やサービスに興味を持ったののか?」というような点を聞きたいというのが本音のようです。
このような考え方が企業と合致したときに転職の成功の結果を勝ち得ているケースが目立つようになっています。その一方で、企業側の視点に立つとBtoC経験者が市場において不足している事情があります。特にRubyや、PHP、Perlというような言語開発経験者の採用は苦戦しています。また教育体制を整備している企業も見受けられるのです。BtoCの経験があるという方は、今はまさに企業を選べるような状況にあるでしょう。
IT専門調査会社であるIDC Japan 株式会社では「国内データセンターサービス(顧客企業の情報システムをデータセンターで監視したり運用するサービスの市場予測について発表しました。2008年のデータセンター市場では前年比の12.5%増となり、7,612億円に達したそうです。さらに、今後から2013年までの年間平均成長率が12.8%となっており市場規模が拡大することを予測しています。
2013年には1兆3,213億円にもなると予測しています。これは、IT系エンジニアにとっては目が離せないトピックスだとの言えるでしょう。ただし、この調査予測においてはサービス内容の変化についても触れていますので転職市場についても大きく影響を及ぼすことも考察されているのです。同市場の成長を支えてきたサーバー設置場所を貸し出すための「コロケーション」サービスがあります。
その他にもデータセンター事業者が所有するサーバーを特定の顧客にたいして専用に提供する「専有ホスティング」サービスなどは、イニシャルコストが大きいことから需要が減少傾向にあるのです。一方でデータセンター事業者が所有するサーバーを複数の企業が共有し利用する「共有ホスティング」サービスの場合は、コストが安価である導入も前述のものと比べると容易であることから需要が増えていく傾向にあります。