IT資格の市場価値
Tech総研ではIT資格を取得している300人のITエンジニアにたいしてアンケート調査を行いました。そして「取得しているIT資格の中で、最も市場価値を高めるために役立っていると思われる資格を教えてください」というような質問をしました。最も市場価値を高めるために役立っている資格の第1位には国家資格の「ソフトウェア開発技術者(旧第1種情報処理技術者取得者含む)があげられました。
そしてシスコ技術者認定やテクニカルエンジニア(ネットワーク)、MCP、ORACLE MASTERなどのIT資格の定番とも思われる資格が並びました。これらのいわゆる定番資格については、取得者人数も多いです。つまり、取得者数が多ければ多いほど、資格の価値は下がっていくとおもわれます。このようなIT資格は、どういった価値をもっているといえるのでしょうか。
プロジェクトの内容がまだまだ薄いといわれている20代エンジニアの場合だと転職市場では有利に働きます。国内大手SIerや外資系企業などでも、ITの基本を理解していることを証明するためにお勧め資格です。これは30代になると、取得時期がポイントとなります。なるべく早い段階で資格を取得することが得策だといえます。報奨金をもらうことができたり給与が数万円あげるというような効果が現実的だといえます。また転職の際に有利になったというコメントもあります。
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